人気Youtuber「ヒカル」は情報商材を売る詐欺師だった?

好きなことで、生きていきたい悪徳詐欺撲滅委員会のHです。

今日は初のコラム更新と言う事で今をときめく自称カリスマyoutuberの「ヒカル」についてお話ししたいと思います。

え?youtuberのヒカルって情報商材に関わってた人なの?

という何も知らないファンはブラウザバックした方がいいかも知れません。

VALUでの炎上事件が記憶に新しいですが、情報商材を売って荒稼ぎしていた金髪起業ヒカル時代から順番に書いていきたいと思います。

 

youtuber「ヒカル」の経歴

情報商材屋ヒカル

ヒカルと言えば金持ちyoutuberとして有名ですが、その資金源がどこなのかというのは全ての視聴者の疑問だったのではないでしょうか?

そしてヒカルについて調べていくと必ず行きあたるのが「金髪企業家ヒカル」として活動していた過去です。

まず現在に至るまでのヒカルの経歴をまとめて見ていきましょう。

 

2010年(18歳)
高校卒業後、工場に就職するも即退職。師匠と崇める井川拓哉の会社で営業として働く。持ち前の口の上手さで業績を伸ばし、その後「自分だけで稼げないと意味が無い」と退職し独立。

2011年(19歳)
人材派遣会社を設立して福島原発へ派遣業務を行うも893に足元をすくわれ約1200万円の借金を背負う。

2012年(20歳)
アフィリエイト広告収入で月収1000万円を稼ぐ事に成功。借金を返済する。金髪起業家ヒカルとして情報商材を販売開始。

2013年(21歳)
金髪起業家ヒカルとしてyoutubeに広告を掲載する。

2014~2015年(22~24歳)
Hikaru Gamesチャンネル開設。

2016年(24~25歳)
実写メインのチャンネル、ヒカル(Hikaru)で活動を開始。祭りのくじ引き動画でブレイク。

2017年(26歳)
VALU騒動で大炎上。活動休止するも同年11月に活動再開。

 

ざっくりですが、かなりエキサイティングな経歴ですね。

途中1200万円の借金を背負った話やアフィリエイト広告収入で月収1000万円稼いだという経歴は嘘だという話もチラホラ見ますが当サイトでは触れません。

高校卒業後の経歴からガッツリ解説するのもyoutuberまとめサイトにお任せして、当サイトで取り上げるのは2012年以降の金髪起業家時代のヒカルです。

金髪起業家ヒカルはなぜ詐欺師と呼ばれているのか?

彼が詐欺師と言われている理由は何も情報商材のアフィリエイト広告を掲載し売っていたからだけではありません。

詐欺師と呼ばれるようになった最大の要因は、自ら販売した高額塾の配信を途中で放棄したからです。

金髪起業家ヒカルとして活動で問題になっているのは2012年から2013年にかけて扱っていた下記の4つ情報商材です。

  • 下克上
  • キャトルプロジェクト
  • 進撃のアナザーワールド
  • ゼロ壱通信

ホームページ開設と「下克上」の販売

商材屋時代のHP:金髪起業家ヒカルの最速で稼ぐ方法

情報商材屋ヒカル
https://web.archive.org/web/20140208020526/http://hikaru0918.info/

ヒカルが情報商材のアフィリエイトを始めた当初が垣間見えるホームページです。

まず「下克上」についてご説明します。

内容自体はトレンドアフィリエイトのノウハウ商材です。

トレンドアフィリエイトと言うのは、一般メディア等で紹介された「ネットで大量に検索されるキーワード」を狙い撃ちしてアクセス数を稼ぐ手法です。

この「下克上」はトレンドアフィリエイトの王道と言われるほど人気の情報商材で値段設定も16800円と情報商材にしては安く、内容も優良と有名です。

そんな「下克上」を売っていたヒカルが何故詐欺師と言われるようになったのでしょうか?

下克上のアフィリエイト広告自体は情報商材系広告会社に登録する事で簡単に掲載する事が出来ます。

そうすると、もちろん色々な人が下克上の広告を出しますから、自分のホームページから買ってもらう為に様々な特典を付けるんです。

ヒカルの場合は通常サポートが1ヶ月の所を3カ月受けられるようになったり、「ゼロ壱通信」などのメールマガジンを配布するなど、いくつか特典が用意されていました。

しかし、実際に購入した後にヒカルに連絡と取ろうとしても音信不通。

買うだけ買わせてサポートをブン投げました。ゼロ壱通信も内容に問題があり批判の声が上がっています。内容については後ほど説明します。

紹介した情報商材がいくら優良と言われていても、付くはずの特典が付いていなければ詐欺師呼ばわりされても仕方ありませんね。

この方法でヒカルは下克上を1000本以上売ったようです。

情報商材屋ヒカル

報酬画像

情報商材屋ヒカル
ちなみに、この下克上のアフィリエイト収入は1本買わせる度に約10000~14000円の報酬が支払われます。

この数字が本当なら最大で1400万以上稼いでいる計算になります。

また2013年の3月ごろ、「月に1200万稼ぐ、21歳」というメルマガ勧誘動画がyoutube広告に掲載されました。

情報商材屋ヒカル

当時の動画がこちら

このメルマガに登録すると最終的に下克上の購入を勧められていた事が分かっています。

またこの動画が初の顔出し動画ではありません。これ以前にキャトルプロジェクトという情報商材に関わり、勧誘動画で顔出ししていました。

詳しい詳細は不明ですが2012年12月ごろにキャトルプロジェクトというアフィリエイト通信講座を79,800円で販売しています。

ランディングページのキャプチャーが残っていました。

情報商材屋ヒカル

キャトルプロジェクトの限定公開動画も見つかっています。

この辺りはまだ序の口です。
ヒカルを詐欺師と決定付けたのが次にご紹介する「進撃のアナザーワールド」です。

高額塾「進撃のアナザーワールド」開始。

ヒカルは情報商材屋としての活動後期にあたる2013年夏ごろ、「進撃のアナザーワールド」という高額塾を開きました。

受講費用は5万、50万、100万の3種類のコースから選び100万円のコースに関してはヒカルが直接会ってコンサルティングするというものでした。

これだけなら詐欺商材の無料オファーによくある高額塾と同じですね。

問題になっているのは「進撃のアナザーワールド」の教材の中身が

既存の他商材の「新世界アフィリエイト」を9割近くコピーした内容だったと言う事と

通信講座のメール配信が完結せず途中で放棄したという事です。

これに関しては騙された方が悪いとかの話では無く、完全に詐欺です。

進撃のアナザーワールドの内容が新世界アフィリエイトのパクリだと証明するまとめ動画があがっていたのでこちらをご覧ください

また前項でも少しお話しした「ゼロ壱通信」のメール配信の内容も上記の「新世界アフィリエイト」を製作した新田祐士(みんてぃあ)さんのパクリだった事が発覚しています。

ゼロ壱通信が新田祐士(みんてぃあ)さんのメールマガジンをパクっていた証拠も動画化されていました。

そしてここまでの内容はヒカルのオリジナルコンテンツとして配信されていました。

また偶然なのか狙っているのかパクられた新田祐士(みんてぃあ)さんの公式ブログの名前は「NEXT STAGE」です。

ヒカルが仲間と共同で立ち上げたyoutuber事務所と同じ名前ですねw

VALU詐欺騒動で大炎上

情報商材屋ヒカル

次に記憶に新しいVALU騒動に絡んでいた情報商材屋のお話しに入る前にまずVALU騒動について説明していきます。

VALUというのは簡単に言うと「個人での株式公開」です。

非常に分かりやすくまとめられたサイトがあったのでVALUって聞いた事あるけどよく分からない!と言う方は覗いてみてください。

▼VALUとは何か?【すごく分かりやすく説明してみた】▼

この「個人での株式公開」でヒカルは一体何をしたんでしょうか?

 

  • まずヒカルは1valu(VALUの単価)の値段が安いうちに仲間(ネクステ)に買わせる
  • valu購入者限定でオフ会を開くを煽る(優待を仄めかす発言)
  • ファンがvaluを購入
  • ヒカルの1valuの価値が上がる
  • 1valuの価値が上がった所で最初の購入者達が突然、前日の終値で一斉に売る
  • ヒカルの1valuの価値が暴落
  • 買いを煽るツイートを削除し、優待として煽っていたオフ会を開催しないと発表
  • 最初に購入した仲間(ネクステ)が5000万近く儲かり、後からvaluを購入したファンが大損する結果に
  •  

 

ここでvalu詐欺騒動直後のヒカルの発言を見てみましょう。

炎上しているにも関わらず、開き直っていますねw

2つ目のツイートを見ると法整備されていないVALUではインサイダーが適用されない事を事前に知っていた事が分かります。

その後、炎上は加速し週刊文春などにも取り上げられた事からこの問題は大きく拡散します。

最終的な対応として希望者全てに対して買い戻しをするという話だったのですが、その後返金が完了したと言うアナウンスはありませんし、返金されていない方は現在も存在します。

その上、ヒカルはVALU詐欺騒動は詐欺罪にあたらないと自らtwitter発信しています。

ここまでの行動を振り返ると意図的だったと言わざるを得ませんし、詐欺師と言われても仕方ありません。

が!

今回のヒカルは非難の矢面に立たされているだけで真の黒幕はVAZ顧問の井川拓哉と言われています。

ヒカルの師匠であり黒幕と目されている井川拓哉はVAZ顧問を突然退任し逃走しました。

なぜ黒幕と言われているのか、ヒカルが公開した謝罪動画とVALUの発表内容を考慮しつつ順番に見ていきましょう。

 

  • VALUは動画の企画だった(VALUからの依頼)
  • この時点でヒカルにVALUの知識は無かった
  • 師匠の井川拓哉(VAZ顧問)はVALUをしていた
  • 井川拓哉とVALU関係者2人(内部の人とは言っていない)とVAZ従業員がアドバイザーに
  • VALU詐欺騒動発生
  • 井川拓哉が逃走
  • VALUがヒカルらとの関係を否定(依頼もしていない)
  • ヒカルとVALUの発言が矛盾、食い違っている(両者は直接やりとりしていない)
  • ヒカルとVALUの間に入っていたVAZ(井川拓哉)がおかしいと考えると辻褄が合う
  • 井川拓哉は実際にヒカル関係のボランティアスタッフにVALUの買い煽りをしていた

 

 

ヒカルは井川拓哉にコマとして使われたと考えた方が良いでしょう。

またこのVALU詐欺騒動はシステム自体にも大きな問題があったと言われています。

株式投資にはロックアップという「起業が株式を新規公開する際に、公開前の企業の株主が公開後の一定期間(180日)、株式市場で持株を売却できないよう公開前に契約を交わす制度」があるのですがVALUには、この制度がありませんでした。

今回のVALU詐欺騒動は結局のところ法に触れていないので、実害を被った人はいても罪にはなりませんでした。

ここまで話した所でVALU詐欺騒動を情報商材撲滅委員会が取り上げる必要は無かったのでは?

と思う方もいるかもしれませんが、問題は今回の問題が起きたヒカル周辺の人間関係にあります。

現在過去の動画や謝罪動画から分かる範囲の相関図が公開されていたのでここに引用させて頂きます。

渡辺雅典、小野たつなり、神崎芹那(近藤桃子)、峯島忠昭、七星明などなど当サイトの情報商材屋図鑑にも載っているそうそうたるメンバーが並んでいます。

ここに掲載されている人物は実際に関係があったと分かっている人物だけです。

そして、そんな大炎上をしている最中、ヒカルは上記でも書いたとおり情報商材屋の神崎芹那(近藤桃子)を富豪Youtuberとして紹介しています。

神崎芹那は富豪youtuberとして視聴者のライン登録を募ると同時に現在も内容の不透明な情報商材を配信している商材屋です。

以上の事からヒカルが裏で情報商材屋と現在も繋がっている事は明らかですし、非常に危険な人物だと言えます。

youtuber「ヒカル」は金で再生回数を買っていた?

※この記事は2018/02/23に追記しました

最近ヒカルがツイキャス(ツイットキャスティング)で、「YouTubeの再生回数100万回はお金で買っていた」と発言したという噂がネット上を駆け巡っています。

この情報の出どころは匿名の掲示板への書き込みなのでこの場では「噂」としておきますが、以前からこの手の話はヒカルに付きまとっていたものでした。

気になってgoogleで調べてみるとそれらしき業者が2つすぐに見つかりました。

ちなみに「youtube 再生数 買う」のキーワードで検索しています。

再生数って思ったよりも安く買えてしまうんですね(汗)
具体的に幾らで再生数を買えるか書いておきます。

【業者A】では3つのコースがありました。

Aコース=¥4,000 5000再生回数(海外ユーザー)
Aコース×2個=¥7,900 10000再生回数(海外ユーザー)
Aコースx10個=¥38,000 50000再生回数(海外ユーザー)
Bコース=¥4,000 2000再生回数(海外ユーザー)+100高評価
Bコースx10個=¥39,000 20000再生回数(海外ユーザー)+1000高評価
Cコース=¥5,900 5000再生回数(国内ユーザー)
Cコースx5個=¥29,500 25000再生回数(国内ユーザー)
Cコースx10個=¥59,000 50000再生回数(国内ユーザー)

【業者B】はシンプルな料金体系です。
再生回数料金

1,000回 880円
2,000回 1,280円
3,000回 1,580円
5,000回 2,250円
10,000回 3,880円
30,000回 10,000円
50,000回 15,000
100,000回 30,000円
300,000回 100,000円
500,000回 180,000円
1,000,000回 350,000円

高評価料金

100人 1,500円
200人 2,300円
300人 3,300円
500人 7,000円
800人 8,800円
1000人 12,000円

なお、業者Bはチャンネル登録者の販売も1,000人=12,000円で行っていました。

こうして見ると業者によって価格がだいぶ違っていますが、確かにお金の力で再生回数100万回を取ることはできそうです。

もちろんこうしたアクセス販売はYouTubeの規約に違反しますので、くれぐれも注意して下さい。

探せばこのような業者はもっとあると思われますが、この2つの業者はYouTube以外にInstagram(インスタグラム)やTwitter(ツイッター)の「いいね」やフォロワー数の販売も商品にしていました(汗)

言われてみれば大して面白くない動画の再生数が多かったり、よくわからないSNSの投稿にいいねがついているのを見かけたことありますよね…

今回はあくまでも「噂」として自称カリスマyoutuberヒカルが再生数を買っていたという話をしましたが、まさに「火のないところに煙は立たない」と言ったところではないでしょうか。

まとめ

現在のyoutuberとしての人気や彼の話術に魅了されたファンは数多くいるでしょうし、ヒカルの過去を擁護したい、そんな事は無かったと認めたくない方も大勢いるかと思います。

しかし彼がやってきた事は、法的にグレーゾーンとは言え、明らかに誰かを不幸にしています。

得意の話術で人と誑かし、巻き上げたお金で作られた動画を貴方は楽しめますか?

誰かが涙を流して詐欺師と訴えるyoutuberヒカルの動画にgoodボタンを押しますか?

また騙される方が悪い、こんなのに引っかかるのは情弱だけだと罵る人も多いかと思います。

そう言う方々はVALU詐欺騒動が最初からファンや視聴者から金を巻き上げる為に仕組まれていたと気付いていましたか?

ヒカルを取り巻く情報商材屋が次に金を巻き上げるターゲットに選んだのがyoutubeの視聴者なのです。

次に騙されるのは貴方かも知れません。

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