上坂聡・成田童夢「THE TIME PROJECT」情報商材レビュー!

こんにちは、悪徳詐欺撲滅委員会のTです。

少しずつ寒さが和らぎ春の訪れを感じる中で財務省の文書改ざん問題が世間を賑わせています。

どの世界にも私利私欲を満たすために悪い事をする人間がいるものですが、これじゃ悪質な情報商材屋となんら変わりありません。

政治を動かす国会議員は庶民の模範にならなくてはいけませんので、この問題はしっかり責任追及して事実を明らかにして欲しいものです。

ということで、今日は「THE TIME PROJECT」という情報商材をレビューして行きます!

 

上坂聡・成田童夢「THE TIME PROJECT」とは?

今回取り上げた「THE TIME PROJECT」上坂聡さん成田童夢さんが宣伝している情報商材です。

上坂聡と成田童夢が写る「THE TIME PROJECT」の広告

「THE TIME PROJECT」LP(ランディングページ)はコチラ

このLP(ランディングページ)を見ると、「THE TIME PROJECT」はアプリをダウンロードするだけで資産が増えるかのような言い回しになっていますが、そんな都合の良いアプリがこの世にあるのでしょうか?

ちなみに有名企業の優秀な人材をヘッドハンティングできるほどの実力を持った大金持ちの上坂さんですが、ネットではこの方の情報を見つけることができませんでした。

ただ、成田童夢さんと言えばトリノオリンピックにスノーボード日本代表として出場し、現在はタレントや声優など幅広く活躍している有名人ですね。

そんな成田さんが仮想通貨というのは違和感を覚えますし、上坂さんが有名な成田さんの名前を使って自分の商材を売ろうという図式が予想できます。

過去には押尾学さんも例の事件(ここでは詳しく説明しません)後に情報商材の宣伝を行っていましたし、今回もそれなりの高いギャラで成田さんが雇われたものではないでしょうか。

「THE TIME PROJECT」は無料オファーですが、有名人の起用となると間違いなくそれなりにお金が掛かります。掛けたお金はどこかで回収しないと商売になりませんよね?
つまり「THE TIME PROJECT」の参加者から回収するとしか考えられず、いわゆるバックエンド(高額塾)が控えている可能性が濃厚です。

ここで特定商取引法に基づく表記を一部見てみましょう。

販売会社 TMJ株式会社
販売責任者 上坂聡
電話番号 050-5212-5756
メールアドレス info@the-timeproject.com
所在地 東京都中央区日本橋小舟町15-17

販売会社の「TMJ株式会社」はgoogle検索でホームページを探すことができず、所在地は「日本橋協栄ビル」という建物でした。
これでは何階の何号室かわからず、特定商取引法に基づいた記載とは言えません。

返金や解約が困難な情報商材は「特定商取引法に基づく表記」が信用の全てと言っても過言ではないので、所在地を特定させないように記載する姿勢には不信感を覚えます。

それにITの最先端を走る仮想通貨を商材にしているわりに、会社のホームページがないのも疑問ですね…

住所の記載が曖昧でホームページすら存在しない会社が仮想通貨プロジェクトを立ち上げたりアプリを開発できると思えませんし、これだけでも「THE TIME PROJECT」は手を出してはいけない詐欺商材の匂いがプンプンしませんか?

最近は仮想通貨を利用した詐欺商材やICO詐欺が流行しており、当サイトでも幾つかそのような商材をレビューしているので私にはわかります。

「THE TIME PROJECT」が危険な商材だと考える理由を、もう少し様々な角度から解説して行きますね。

「THE TIME PROJECT」はどんな情報商材?

「THE TIME PROJECT」がどんな情報商材が詳しく調べるために上で紹介したLPにメールアドレスを登録したところ、今度は別のLPへ誘導されました。

上坂聡と成田童夢が写っている「THE TIME PROJECT」の広告

「THE TIME PROJECT」別LP(ランディングページ)はコチラ

このLPを見ると、やはりダウンロードするだけで資産が増え続けるという専用アプリが鍵になっているようです。「第一話」というタイトルの動画もありますね。長そうなので後で見てみましょう。

専用アプリの名前も「THE TIME PROJECT」で、世界中からドバイに集結した専門化が開発したアプリとのこと、下図のようなアイコンでAppStoreやGooglePlayからダウンロード可能です。

「THE TIME PROJECT」アプリのアイコン

ちなみに筆者もこのアプリをダウンロードして試しました。
アカウントにデモ資金が反映され、デモ運用(ユーザーは関与できません)が開始されます。

これが現実に出金できる資金であれば神アプリ、いえ神商材ですがもちろん出金できません。

そもそもデモ資金にデモ運用、単なるデモンストレーションなのでプログラム通りに減ったり増えたり繰り返すのみ。この商材における専用アプリの必要性は全く感じられず、世界中の専門化が開発したアプリにしては内容が薄いものとなっています。

アプリは恐らく商材の宣伝・パフォーマンスでサクっと作られたものだと思いますし、アプリをダウンロードしても「THE TIME PROJECT」のビジネスモデルが判明することはありませんでした。

どのように稼ぐ情報商材か詳しく調べるため、気が進みませんが動画を見ることにします。
53分ありますし、この手の動画は内容が予想できているので後回しにしていたのですが…

はい。
最初から最後までシッカリ動画を見ましたが、予想通り良くある詐欺商材と似た内容です。

具体的な稼ぎ方やビジネスモデルは一切明らかにせず、いかに上坂さんが「THE TIME PROJECT」アプリでお金を稼いだかなど、表面的な薄っぺらい会話内容となっています。

ちなみに、LPには次のような上坂さんの宣誓が載っていました。

  • 私はあなたから1円も頂かない
  • 日本の未来を本気で変えたい
  • 自分の富を多くの人の幸せの為に使いたい
  • プロジェクト参加費は一切ない
  • 塾やスクールを販売しない
  • ツールを販売しない

このような文言も悪質な情報商材のLPで頻繁に見かけますよね?

この記事を読んでくれている方はこの宣誓を覚えておいて下さい!(後ほど矛盾点を突っ込んでいきますのでw)

「THE TIME PROJECT」バックエンド商法(高額塾)が判明!

メールアドレスを登録した翌日、上坂さんから新しいメール(セールスレター)が届きました!

上坂聡が腕を組んでいる「THE TIME PROJECT」の広告

「THE TIME プレミアムメンバー」広告ページはコチラ

新しいセールスレターは「THE TIME プレミアムメンバー」という有料バックエンド(高額塾)のお誘いで、予想通りの展開ですw

気になるお値段は98,000円(税込み:105,840円)

「300万円でも100万円でもなく、50万円でも30万円でもない。さらに20万円の半分である10万円すら割った金額」

というワケのわからない文言で98,000円は安いですよとアピールしていますが、前の章でお話した上坂さんの宣誓は何だったのでしょうか?

  • 私はあなたから1円も頂かない
  • 日本の未来を本気で変えたい
  • 自分の富を多くの人の幸せの為に使いたい
  • プロジェクト参加費は一切ない
  • 塾やスクールを販売しない
  • ツールを販売しない

いやいや、バックエンド商法98,000円(税込み:105,840円)で高額塾を売ってるやんww

お金を取る理由は「毎年掛かる1億円のセキュリティ費用のため」としていますが、本当にそのような費用が掛かるのであれば、なぜ最初に「セキュリティ費用が掛かる」と言わず「私はあなたから1円も頂かない」と大風呂敷を広げたのでしょうか?

もうこれは限りなく嘘や騙しに近い範疇と言わざるを得ません。

今までのLPや動画を見た多くの人は「1円も掛からず大金が稼げる」と思ってしまいますし、恐らくはそう思わせるように作られたものでしょう。

そもそも自信を持って本当に稼げるロジックと実績がある情報商材なら、最初から98,000円(税込み:105,840円)で売っているはずですよね?

なのに、あたかも1円も掛からずお金を稼げるような言い回しをしていたのはやましい部分があるからではないでしょうか。

しかも、この新しいセールスレターを読んでも「THE TIME PROJECT」のビジネスモデルが明かされないどころか、高額塾の費用とは別にビットコインか現金で指定口座に振り込まなければ資産運用できないため、98,000円(税込み:105,840円)以上の出費が確定しています。

さらに!

「300万、3000万、1億円と資産が自動的に増える」
「失敗は一切ない。一切の作業をせず勝手に資産が増える」

このようにアピールする一方で、特定商取引法に基づく表記には

本商品に示された表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではございません。

とシッカリ書かれていますw

高額塾に入った後、稼げないとクレームを出しても「保証したものではございません」と言って取り合ってもらえないのでしょうね。前述したように、情報商材は「特定商取引法に基づく表記」が信用の全てと言っても過言ではありません。

一応セールスレターには「全額返金保証」という文章もあります。
しかし、特定商取引法に基づく表記を再度確認すると

原則として、本契約成立後は、デジタルコンテンツの性質上、理由の如何を問わず、キャンセルその他返金の求めには応じられませんので、あらかじめご了承ください。

と書かれているので、返金やキャンセルには応じるつもりがないと捉えるべきでしょう。

つまり、これは上坂さんにとって「返金しないで済むようにする事前の策」なんですね。

仮に返金要求をしても「特定商取引法に基づく表記に書いた通り返金できない」と反論されてしまうでしょう。

しつこいようですが、クーリングオフや返金が難しい情報商材では「特定商取引法に基づく表記」が全てで、何よりも優先されます。

稼げなくても損をしても、返金どころか泣き寝入りすることになる可能性が高い「THE TIME PROJECT」及び「THE TIME プレミアムメンバー」には、絶対に手を出してはいけません!

判定

以上の事から撲滅委員会では「THE TIME PROJECT」

悪徳な詐欺情報商材

と認定します。

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